eKYC は便利だけど 2 眼以上のカメラを持つ端末では………。

生存報告を兼ねて久々の更新です。

スマホで本人確認を完結できるように、eKYC を取り入れているところが大分増えてきていますが、まだまだ撮影がシビアなところがかなりある印象を受けます。

実際、自分の顔写真を撮影する時も角度とかいろいろ気をつけないといけないところがあったり、本人確認に運転免許証やマイナンバーカードを用いるケースは多いと思います。
(eKYC による本人確認の場合は、最低でもどちらか一方を持っていれば大体何とかなります。)

しかしながら、使用端末によっては顔写真までは撮影できても、券面撮影が実質できない場合があります。

それは、使用端末のカメラが 2 眼以上ある場合です。
今の端末の多くはカメラが 2 眼以上の複眼になっているため、eKYC に関してはこれが反って不利に働くことが少なくなく、まだ単眼カメラの方がスムーズに進めやすいです。

複眼カメラの端末で eKYC による本人確認手続きでよく躓くのが運転免許証やマイナンバーカードの券面撮影だと思います。

というのも、複眼カメラの場合被写体に近づけると、複眼カメラ端末の特性としてまるで券面が曲がったかのように映るため、ここで躓くことになってしまうのです。
(eKYC のシステム上、曲がって映っていると認識できないため)

もし乗り換え前の古い端末が手元に残っていて、それが単眼カメラなのであれば、敢えて古い端末で試してみるのも有効です。
単眼カメラの端末だとスムーズに行けた…なんてパターンも結構ありますので。

特にキャッシュレス系サービスのアプリとかでは本人確認に eKYC を用いるところが増えてきているので、もし現在単眼カメラの端末を使っていて、機種変更などで乗り換え時は手放さずに残しておくといいかもしれません。

【追記】

複眼カメラでも、端末によってはスムーズに行ける場合もあります。
複眼カメラの場合、通常用レンズだけでなく望遠レンズとかついてたりしますし、曲がったかのように映る場合は望遠レンズの方が作動している可能性が高いです。