いよいよ…
Windows XP の完全サポート切れまであと 3 ヶ月になってしまいましたね…。
私自身も Windows 7 を導入するまでは Windows XP を 5 年余り使ってきたのでそれなりに思い入れはあったりします。
特に 2013 年に入ったあたりから私の勤め先でも順次 Windows 7 機へのリプレースが始まっており、おそらく可能な範囲内で 7 以降へのリプレースを急ピッチで進めている企業も少なくないと思います。
が、その Windows 7 も来年には延長サポートに突入してしまいます。この 5 年を短いと見るか、長いと見るかは管理する側次第と言えるところですが、私にとって延長サポートは今となっては新しい Windows への移行猶予期間と捉えるべきと考えています。
完全サポート切れ間近になって移行するのは正直遅いと思う一方、Windows というのは簡単に変えられるものではないことも事実です。
ましてや、そのバージョンの Windows に依存した業務システムがあればそれの改修にコストもかかるでしょうし動作検証に多くの時間が掛かることは目に見えているわけですから、新しい Windows が出るとわかった時点でシステム開発側はテスト環境を最低 1 台用意して改修とデバッグに時間を割くべきだと思います。
個人レベルで開発しているオンラインソフトも同じことが言えるわけで、現役でサンデープログラマーを続けていく限り、新しい Windows の情報はやはり収集しておく必要があると言えます。
実際、正常に動くかは新しく出た Windows をインストールし、その下で動かしてみないと分からないわけですからね…。
ただ、一方で Windows を新しくしたからといって、直ちに既存ソフトが動かなくなるかと言われたら答えは No です。というのも、Windows 自体には互換性が地味に保たれているので設計がかなりシンプルなものならほぼ確実に動くからです。
しかし、特定の機構を使うようなソフトはさすがに改修が必要かどうかの検証が必要になりますが、特定のバージョンの Windows に依存した設計にしていなければ少しの修正で済むケースもあります。
一番記憶に新しいのは Windows 8.1 上における GetVersionEx() API の挙動なのですが、マニフェストに特定の宣言をしていないと、Windows 8 互換モードでソフトが稼働するため、Windows 8 の内部バージョンが返ってきてしまうんですね。
これは別のオンラインソフト作者の方からの情報で修正に漕ぎつけることができたわけですが、やはり別のオンラインソフト作者との交流も大事にしないといけませんね。
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